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2016年6月17日 (金)

『釜定』さんの鋳物   灰皿 と ペン皿 

盛岡に工房を持つ『釜定』さんの 灰皿 と ペン皿 
・灰皿と書いたが、現在は小片口と紹介しているようだ。
 
Photo
             灰皿 表
 
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             灰皿 裏
 
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                                  ペン皿
 
 40年ほど前。鋳物が好きならば気に入ると思う、と友人がくれた品物である。

 灰皿の底には「1974」の数字とマークのようなものがあり、ペン皿の中央には文様がある。この文様は、当時友人が勤めていた学校の校章かと思う。

 どちらも既存の品に、マークや校章を追加して配布した記念品のようだ。

 もらった当時は意匠が気に入っただけで、誰が作ったものかは気にしなかった。小さなものでもあり作家名が鋳込まれているわけでもないので、日用雑器の一つとして机のわきに置くようになった。ただペン皿の端に「南部鉄器」と書いた楕円形の小さな金色のラベルが貼ってあったので産地は特定できた。

 数年後、思いもかけない形で製作者と会う機会が出来した。
 岩手県の七時雨山荘へ一泊したときに、「南部鉄器の 『釜定』 さんです」 と山荘のご主人から紹介されたように記憶している。どういう集まりで七時雨山へ登ったか忘れたが、ほかにも県内の木工など手仕事の人たちがいらしたような気がする。
 下山後、盛岡市紺屋町のお店を訪ねると上記の品物が並べられていて、奇遇というか縁のようなものを感じた。この時はまだ、 『釜定』 の宮 伸穂さんがこの世界では著名な方とは存じ上げなかった。
 
 そのご縁というだけで厚かましいお願いでしたが、後年私の「ナマズ」、「一角獣」の作品を鋳造していただきました。
 また、宮さんは突然家族で立ち寄った時にも、裏の工房へ招き入れて製作工程を丁寧に説明してくださいました。子供たちも初めて見る作業現場に、目を輝かせておりました。そのようなお人柄が、心を引き付ける作品に表れるのでしょう。
 
201172_3
                                                            2011年 『釜定』前にて 
 
 
 
 
2016.7.2 02版 店頭写真等追加

 
関連記事:『釜定』さんの鋳物   ナマズと一角獣
 
 
 

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